スペイン、イングランドなど本大会出場／Ｗ杯欧州予選

＜イングランド２―０ポーランド＞Ｗ杯本大会出場が決まり、喜ぶイングランド代表の主将ジェラード（右）

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会欧州予選は１５日、各組の最終戦が行われ、Ｗ杯２連覇を狙うＩ組のスペイン、Ｈ組のイングランド、Ｇ組のボスニア・ヘルツェゴビナ、Ｆ組のロシアが１位となり本大会出場を決めた。

　２位のうちクロアチア、スウェーデン、ルーマニア、アイスランド、ポルトガル、ギリシャ、ウクライナ、フランスがホームアンドアウェー方式による１１月１５、１９日のプレーオフで、最後の４枠を争う。

　スペインはグルジアを２―０で退けて１０大会連続１４度目、イングランドはポーランドを２―０で破り、５大会連続１４度目の出場を果たした。旧ユーゴスラビアから独立したボスニア・ヘルツェゴビナはアウェーでリトアニアに１―０で勝ち、初出場。ロシアは敵地でアゼルバイジャンと１―１で引き分け、３大会ぶり１０度目の出場となった。

　１１日までにベルギー、イタリア、ドイツ、オランダ、スイスが予選突破を確定させた。（共同）