×

前園氏、2軒ハシゴ“初めて”の泥酔「何杯飲んだか覚えてない」

[ 2013年10月14日 17:50 ]

記者会見で厳しい表情を見せる元サッカー日本代表の前園真聖元選手

 酒に酔ってタクシー運転手の男性を蹴ったとして、前日13日に暴行の疑いで逮捕され、14日午前に釈放された元サッカー日本代表でスポーツジャーナリストの前園真聖氏(39)が同日夕、都内で謝罪会見を行った。

 たくわえていたヒゲをそり、スーツ姿で直立不動の前園氏は神妙な表情。冒頭の謝罪の後、酒に質問が集中した。

 12日、テレビ東京「ネオスポーツ」(後11・00~11・30)に生出演。その後、東京・六本木で行われた友人の誕生日会に出席。この1軒目にいたのは、日付が変わった13日午前1時から同4時半。「焼酎4~5杯、シャンパン1杯」を飲んだ。

 続いて新宿に移動し、同8時半ごろまで滞在。1軒目と「同じぐらい飲んでると思うんですけど、何杯飲んだかはハッキリとは覚えていません」。2軒目の記憶は「断片的に」あるが、帰宅のタクシーに乗ったあたりからほとんどなく「ここまでなって(酔って)しまうのは初めて」で、この後、同9時15分ごろ、自宅近くの世田谷区等々力の路上で事件を起こした。

 ここまで泥酔してしまった理由については「自分が知ってる仲間がいて、知ってるお店だったので、少し気を許してしまったところはあったと思います。気心の知れた仲間だったので、いつもより飲み過ぎたというのはあると思います」と説明。自宅にいる時は全く飲まず「祝いの席、外に出た時だけ」という酒に溺れてしまった。

 この日はイベントを欠席。仕事を飛ばす事態に「心のスキ、甘えがあるから、そういうふうになったと思います。責任を感じています」と反省した。

 前園氏は13日朝、東京都世田谷区の自宅近くでタクシーの運賃を支払わずに降車し、運転手が呼び止めるといきなり殴り、蹴ったという。14日午前に送検された。タクシー運転手の男性との示談は同日午前9時に成立している。

続きを表示

この記事のフォト

2013年10月14日のニュース