神戸　水戸と１―１ドロー、笑顔なき首位奪還

＜神戸・水戸＞ドローに終わり、浮かない表情の神戸イレブン

Ｊ２第３５節 神戸１－１水戸

（9月29日 ノエスタ）
　笑顔なき首位奪還だ。Ｊ２神戸は後半２８分にマジーニョが先制しながらも勢いに乗り切れず逆に水戸の出足に押されて防戦の展開に。後半３８分には同点ミドルを許し、必勝パターンだった残り１０分の５バック布陣も初めて崩れた。左足甲痛から８試合ぶりに復帰したＭＦエステバンも流れを止めることはできない。「相手の方が一歩も二歩も速かった。修正が必要だ」と現実を受け入れた。

　３位・京都との勝ち点差も１２に縮まったが、Ｊ１に最も近い存在であることに変わりない。続く２試合に連勝して３位以下が勝ちなしならば１０月２０日の松本戦で昇格が決まる。「最近はしんどい試合が多い。下と余裕がある時に立て直さないといけない」と橋本が話すように、Ｊ１仕様の戦いを身につけるのは今しかない。次節のアウェー千葉戦（１０月６日）でライバルに力を見せつける。