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長友 先制弾アシスト!ザック御前で好調ぶりアピール

[ 2013年9月30日 03:44 ]

カリアリ戦の前半、競り合うインテル・ミラノの長友(右)

 セリエA第6節は29日、日本代表DF長友が所属するインテル・ミラノはカリアリと中立地トリエステで対戦。アウェー扱いのインテルはDF長友が先制ゴールをアシストするなど活躍。日本代表のザッケローニ監督もスタンドに観戦に訪れた試合で右MFとして先発フル出場。1―1のドローに終わったが、10月上旬に発表される日本代表入りへ向け好調ぶりをアピールした。

 26日のフィオレンティーナ戦から中2日で試合に臨んだインテルは、今季公式戦デビューとなった新加入のポルトガル代表DFロランドをスタメンに抜擢。前線のワントップにはアルゼンチン代表FWパラシオに代わりFWベルフォディルを起用。左サイドが主戦場の長友を右にコンバートし、左MFにはウルグアイ代表MFアルバロ・ペレイラが使われた。

 インテルは序盤から長友やグアリン、そしてベルフォディルで積極的にゴールチャンスを作ったが相手GKアガッツィの好守に阻まれ前半は0―0のまま終了。

 後半に入りインテルは、MFリカルド・アルバレスに代わり14日のユベントス戦でもゴールを決めたFWイカルディを投入。同13分にはMFアルバロ・ペレイラがネットを揺らす場面もあったが、主審がその前にファウルがあったとしてゴールは認められなかった。そこでマッツァーリ監督は同19分、ベルフォディルに代わりFWパラシオを投入。一気に先制点を奪いに行く。

 すると同30分、パラシオのスルーパスに反応した長友がペナルティエリア右サイドの深い位置でボールを受け、中央へ鋭いクロス。これをイカルディがヘディングで合わせ、インテルに待望の先制ゴールが生まれた。

 しかしリードしたのもつかの間だった。その8分後に相手MFナインゴランのミドルシュートがDFロランドの足に当たって不運にもコースが変わり、GKハンダノビッチは反応出来ず。すぐさま同点に追い付かれてしまう。その後、終盤にFWパラシオ、ロスタイムにはFWミリートと立て続けにチャンスを迎えるが決めきれず1―1のまま試合終了。シュート数やボールポゼッションでも相手を上回ったインテルだったが、決定力を欠き3連勝を飾ることはできなかった。

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2013年9月30日のニュース