香川 控え中心のカップ戦に先発も不発…指揮官からも厳しい評価

[ 2013年9月27日 06:00 ]

リバプール戦の前半、攻め込むマンチェスター・ユナイテッドの香川(左)

イングランド・リーグ杯3回戦 マンチェスターU1-0リバプール

(9月25日)
 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(24)は25日、リーグ杯3回戦リバプール戦で先発出場したが、無得点に終わった。試合は1―0で勝利したものの、デビッド・モイーズ監督(50)の信頼を勝ち取るプレーは示せず、指揮官からは辛口のコメントまで飛び出した。

 フィジカルとスピードを優先させた戦術を好む指揮官の評価を覆すまでには至らなかった。控えメンバー中心で臨み、香川は左MFとして欧州CLレバークーゼン戦(17日)以来、今季公式戦3試合目の出場。後半28分までプレーしたが、モイーズ監督は「周りではさまざまなことが言われているが、(起用していない理由はきょうの)プレーを見てもらうと分かると思う。まだ完璧にフィットしているわけではない」と厳しい評価を下した。

 香川は積極的な姿勢は示した。前半9分、11分と立て続けにシュートを放ち、周囲との連係でゴール前に迫った。後半開始からは右MFにポジションを変更。同19分には反転でDFを置き去りにし、ドリブル突破から左足シュートを放った。惜しくもバーの上をかすめたが、OBである元イングランド代表FWオーウェン氏や地元紙、サポーターなどから“香川待望論”がわき上がる中、果敢にゴールを狙った。

 ただ、3本のシュートを決めきれず、自陣ゴール前でパスミスをしてピンチを招く場面もあった。モイーズ監督も「まあまあといったところだ。試合が進むに連れて、動きに切れが出てきた。ポジティブな面とネガティブな面の両方が出たパフォーマンス」とし、「試合で活躍できる状態を練習で示さなくては」と注文をつけた。

 このままの状況が続けば、10月に欧州で行われる親善試合セルビア戦(11日)とベラルーシ戦(15日)はもちろん、来年のW杯ブラジル大会まで影響を及ぼしかねない。うつむき加減で会場を後にしたザックジャパンの10番。限られたチャンスから巻き返していくしかない。

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2013年9月27日のニュース