なでしこ　２発快勝！大儀見＆川澄弾　17歳三宅ハツラツ代表デビュー

＜日本・ナイジェリア＞後半８分、ゴールを決めた川澄（左）は澤と抱き合って喜ぶ

国際親善試合 なでしこジャパン２―０ナイジェリア

（9月22日 長崎県立）
　サッカーの女子日本代表、なでしこジャパンは２２日、長崎県立総合運動公園陸上競技場で国際親善試合を行い、ナイジェリア代表と対戦。ＦＷ大儀見、ＭＦ川澄のゴールで２―０と快勝した。

　押し気味に試合を進めた日本は前半３６分、代表デビュー戦となった１７歳のＤＦ三宅からの縦パスをＦＷ高瀬が落とし、ＭＦ宮間がゴール前にスルーパス。これを大儀見がＧＫをかわし左足でゴールに流し込んだ。

　先制した日本は後半８分にも後半開始から大儀見に代わって途中出場したＦＷ丸山が左サイドからゴールラインに沿うようにドリブルできれ込み、速いクロスを入れた。このこぼれ球に反応したＭＦ川澄がＤＦをかわし、右足でゴールに蹴り込み追加点を挙げた。

　佐々木監督はセンターバックに代表デビュー戦の１７歳三宅とＤＦ北原を起用。ダブルボランチには先発では初となるＭＦ澤、宮間のコンビを送り出した。今年に入って東アジア杯３連覇を逃すなどここまで３勝３分け４敗。後半１６分にＦＷ有町、同４２分にもＤＦ高良と代表デビュー戦となった若手を投入し、チームに刺激を加えて活性化を狙う采配をみせた。

　先勝した日本は２６日にも再びナイジェリア（フクアリ）とのテストマッチに臨む。佐々木監督は２試合で４１選手を招集し、異なるチームで新戦力の見極めを図る。