俊輔 代表いける!敵将が逆質問「なぜ選ばれないのですか?」

[ 2013年9月22日 06:00 ]

<横浜・清水>後半、清水・本田(左)にユニフォームをつかまれ必死の形相で競り合う横浜・中村

J1第26節 横浜1―0清水

(9月21日 ニッパ球)
 横浜がエースMF中村俊輔(35)の活躍でガッチリ首位を守った。前半4分に左足で決めた今季9点目が決勝点となり、1―0で清水を破った。

 敵将も日本代表に推すほどの活躍で、中村が勝利へと導いた。前半4分、DF2人の間を割って入って左足を振り抜くと、シュートはまるで的を射抜くような精度で右隅に突き刺さった。

 「コースが良かった。勢いはなかったけど。決勝点になって良かった」。8月28日の浦和戦以来となる今季9点目は、プロ2年目の98年、セルティック時代の06~07年シーズンに並び自己最多タイ。チームに大きな勝ち点3をもたらす決勝弾で、初の2桁ゴールに王手をかけた。

 誰よりも走り回った。終盤戦に突入し、対戦相手は横浜を徹底的に研究。キーマンの中村にマンマーカーを付けてくることが多く清水も村松が影武者のように動いた。だが、中村は無尽蔵のスタミナでかわし、攻撃では決勝弾、守備でもときには最終ラインに戻ってピンチを救った。

 これには清水のゴトビ監督も脱帽だ。試合後の会見で「私はJリーグの監督として聞きたい。なぜ中村俊輔は日本代表に選ばれないのですか?」と報道陣に逆質問。さらにこう続けた。「彼のセットプレーはアジア最高。コーチのように試合を読める。35歳だけど25歳のように走っている。その精神が素晴らしい」

 活躍すればするほど強くなっていく日本代表復帰を願う声。この絶対エースの活躍で、2位との勝ち点差を2から4に広げ、ホームの不敗神話も15試合に伸ばした。残り8試合。「自分の納得するプレー、しないプレーを整理して目の前の試合に向けて準備する。あとそれを8試合するだけ」と中村。9年ぶりのタイトル獲得へ、また一歩前進した。

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