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長谷部&清武 首位ドルトムント止めた!本拠で価値あるドロー

[ 2013年9月22日 02:11 ]

ドルトムント戦の前半、先発出場し競り合うニュルンベルクの長谷部(手前)

ブンデスリーガ第6節 ニュルンベルク1―1ドルトムント

(9月21日)
 ブンデスリーガ第6節は21日、各地で6試合が行われ、日本代表MF長谷部と同MF清武が所属するニュルンベルクはホームでドルトムントと対戦。1―1で引き分け、首位ドルトムントの開幕5連勝をストップさせた。長谷部はボランチとしてフル出場。清武は右MFで先発し、後半43分までプレーした。

 ニュルンベルクは開幕5連勝で首位を走るドルトムントとの対戦とあって苦戦が予想されたが、18日の欧州CLナポリ戦からの疲労を考慮してかドルトムントはエースのFWレバンドフスキやMFムヒタリアンら主力を温存。序盤から互角の戦いを演じると前半11分、中盤でボールを奪った長谷部が相手GKの一瞬のスキを見逃さずロングシュート。これはクロスバーを越えてしまうが、続く20分には長谷部がふわりとしたクロスを送ると、MFフランツが強烈なヘディングシュート。しかし、今度はクロスバーに阻まれ惜しくもゴールならず。

 前半27分には清武も左足でミドルシュートを放つなど、試合のペースを掴みかけたニュルンベルクだったがセットプレーから先制を許してしまう。同37分、ドルトムントのDFシュメルツァーが正面右寄り20メートル付近から左足でゴール右隅へ沈め、0―1とリードを許し前半終了。

 1点を追うニュルンベルクは後半開始から攻勢に出ると、同6分に長谷部がペナルティエリア右でFKを獲得。清武のクロスをDFポガテツが競り合うと、このこぼれ球をDFニルソンが豪快にネットへ突き刺す。

 その後はFWレバンドフスキを投入し、勢いに乗るドルトムントの攻撃をGKシェーファーの好守などでなんとか防ぎ切り、試合終了。長谷部は本拠デビュー戦を金星で飾ることは出来なかったが、移籍後2戦目ながら攻撃の起点としても機能。首位ドルトムントから貴重な勝ち点1獲得に貢献した。

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2013年9月22日のニュース