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金星なるか?長谷部 本拠デビュー戦で首位ドルトムントと激突へ

[ 2013年9月21日 03:03 ]

移籍初戦のブラウンシュバイク戦でフル出場したニュルンベルクの長谷部。右は清武

 ブンデスリーガ第6節は21日、日本代表MF長谷部と同MF清武の所属する16位ニュルンベルクが、本拠地で現在リーグ首位のドルトムントと対戦する。ドイツ紙キッカーは長谷部と清武の2人を揃って先発予想。清武はトップ下で、長谷部は前節に続きボランチで起用されるだろうとした。

 ニュルンベルクに新加入した長谷部にとってこの一戦に出場すれば、本拠デビューとなる。長谷部は前節のブラウンシュバイク戦では“本職”のボランチでフル出場したが、勝ち点0でリーグ最下位だった相手に引き分けるのがやっとの内容で、待望の勝ち点を献上してしまった。試合後には「味方の特徴を分からないといけないし、逆に味方にも自分の特徴を分かってもらえるようにしないと」と課題を口にしていた。

 長谷部は前節、同僚の清武が「ハセ(長谷部)さんは大きい。試合中に一番しゃべっていた」と話したように、新加入ながら既にリーダーシップを発揮しつつあった。この一週間でどこまでチームにフィット出来ているか注目だ。今季3分2敗といまだ勝ちのないニュルンベルクに、本拠デビューで貴重な金星をプレゼントしたい。

 対するドルトムントは、開幕5連勝でリーグ首位。18日の欧州CLナポリ戦では、クロップ監督が退席処分となるなどアクシデント続きで1―2と敗戦。その試合で負傷交代したドイツ代表DFフンメルスは今節の出場が微妙な状況で、控えのギリシャ代表DFパパスタソプロスも足を打撲しており出場の可能性は「50%」だという。この2人が出場出来なかった場合、CBとして計算がたつのはセルビア代表DFスボティッチのみだ。

 ニュルンベルク戦では“本職”CB不在をどのようにカバーするかが課題とされる。ナポリ戦では試合途中からMFスヴェン・ベンダーが守備ラインに入って穴を埋めたが、そこからピンチを作られていた。5戦15得点とリーグトップの攻撃陣の奮起に期待したいところだ。

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2013年9月21日のニュース