×

確変!8戦10発!!鹿島・大迫4戦連発で代表合宿

[ 2013年9月1日 06:00 ]

<鹿島・柏>前半3分、先制点を決める大迫

J1第24節 鹿島3―1柏

(8月31日 カシマ)
 鹿島の日本代表FW大迫勇也(23)は前半3分に4試合連続ゴールを決めるなど全3得点に絡む活躍で勝利に貢献した。

 幸運な形で、鹿島の大迫にチャンスが転がり込んだ。前半3分、左ショートCKからのクロスをゴール前の山村が胸でコントロールミス。大きく弾んだボールが目の前にこぼれてくると、右足を振った。自身初の4戦連続弾で今季14得点目を記録し「こぼれ球は常に狙っている。その意識が良かった」とガッツポーズ。前節8月28日の清水戦ではJリーグ史上2番目に早い開始11秒で得点しており、2戦連続で開始早々にネットを揺らした。

 勢いは止まらない。前半14分にはロングボールを頭で土居につなぎ、ジュニーニョの追加点を演出。後半21分には前線からの守備でボールを奪い、ジュニーニョのゴールの起点になった。全得点に絡む活躍でチームの今季ホーム不敗を12(10勝2分け)に伸ばす勝利に貢献。移籍金の問題や4季ぶりの優勝への強い思いから今夏の海外移籍は封印するが、8月24日の横浜戦をドイツ2部カールスルーエ関係者が視察するなど欧州クラブからの注目度も増している。

 2日からは日本代表の合宿に参加。本田、香川ら欧州組との初共演が実現する。大迫は「鹿島とはサッカーも違うし、うまく対応しないといけない。自分のプレーを出して、その上で合わせていければ」と力を込めた。東アジア杯後の公式戦で8戦10発と量産。国際Aマッチの舞台でも爆発する気配が漂っている。

続きを表示

2013年9月1日のニュース