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小倉新体制でも大宮7連敗 クラブワーストタイ記録

[ 2013年8月25日 06:00 ]

<大宮・柏>前半 ベンチから大声で指示を出す大宮・小倉監督

J1第22節 大宮2―3柏

(8月24日 NACK)
 監督交代に踏み切った大宮が、長いトンネルから抜け出せない。ACLから中2日の柏に敗れ、05年以来となるクラブワーストタイの7連敗。小倉新監督は「勝った時のコメントしか考えていなかった。予想以上に難しい試合になったが、選手はよく戦った」と必死に前を向いた。

 快進撃を支えた守備はこの日も安定感を欠き、ミス絡みで失点。それでも前半終了直前にPKで1点返すと、後半5分に片岡が右サイドを突破し、渡辺が同点ゴールを決めた。しかし最後はカウンターで決勝点を奪われた。シーズン前半と別のチームのようになったが、「盛り返す力はあった」と主将の菊地は収穫も口にする。途中出場の新加入ニールも「最後はいいリズムだった。チャンスもあったし悪くない」と話した。

 ≪同一シーズンで7連勝&7連敗はJ1初≫大宮が16節から7連敗で6位転落。今季の大宮は4節から10節まで7連勝を経験。90分内で7連勝以上したチームは過去に延べ19チーム(同一シーズン内)あるが、そのチームが同じシーズンに7連敗以上したのは大宮がJ1史上初めて。これまでは95年にV川崎(現東京V)が第1ステージで6連敗、第2ステージで7連勝したのがワーストだった。

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2013年8月25日のニュース