鹿島ＭＦ青木　母校の甲子園制覇に刺激「感動した」

　鹿島のＭＦ青木が母校・前橋育英の甲子園制覇に刺激を受けた。決勝戦を高校時代の同級生でもある夫人とテレビ観戦。初回から試合にくぎ付けになり「ドキドキしながら見ました。卒業から１０年以上がたっていて、サッカー部と野球部で違うけど、それでも感動した。優勝するということは人の心を動かすんだとあらためて感じました」と実感を込めた。

　現在チームは首位の横浜と勝ち点９差の６位。２４日には横浜との直接対決が控えており、この日の紅白戦では控え組の野沢を“仮想俊輔”として対策に着手した。主力組のセンターバックに入った青木は闘志あふれる動きを見せたが、終了間際にオウンゴール（Ｏ・Ｇ）を献上。母校へのおめでとうゴール（Ｏ・Ｇ）はならなかったが「首位との勝ち点を縮めるチャンス」と４季ぶりのリーグ制覇に全力を注ぐ。