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大宮 岡本GMで“再出発”システムもメンバーも踏襲へ

[ 2013年8月17日 06:00 ]

練習でパスを出す大宮のノヴァコヴィッチ(左)

 J1は17日、各地で第21節の9試合を行う。5連敗でズデンコ・ベルデニック監督(64)を解任した4位の大宮はアウェーで15位の鳥栖と対戦。暫定で指揮を執る岡本武行GM(45)体制の初陣になるが、システムもメンバーも前体制を踏襲することになった。

 午前9時から行われた前日練習は前監督時代とほぼ同じメニューだった。故障者を除けば、システムも布陣も前節C大阪戦と同じ。岡本監督は「いろいろな思いがあるが、勝つことでチームを向上させることができる。大事な試合」と力をこめた。「4位で監督解任」は8年間残留争いをしていた選手には衝撃だったが、気持ちは切り替わっている。青木が「粘り強くやりたい」と言えば、菊地主将も「選手は前を向いてやるだけ。アウェーでしっかり勝ち点3を取りたい」と言い切る。

 この日は練習前にベルデニック前監督がクラブハウスを訪れ、「人生は出会いもあれば、別れもある。前に進んで頑張ってほしい」と激励した。08年以来の6連敗阻止へ、一丸になるしかない。

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