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ザック監督 会見場を凍らせた一言「W杯優勝のリクエスト受けてない」

[ 2013年8月15日 09:32 ]

<日本・ウルグアイ>試合後会見をするザッケローニ監督
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国際親善試合キリン・チャレンジカップ 日本2―4ウルグアイ

(8月14日 宮城スタジアム)
 日本代表は14日、ウルグアイと親善試合を行い、香川、本田がゴールを決めたものの、守備ラインが崩壊して2―4で完敗。試合後、ザッケローニ監督は4失点の理由を聞かれ、「現時点で世界の強豪と試合をしたらこうなるということ」「対戦相手が自分たちよりもいいプレーをしたら、それを認めることも大切だと思う」と話し、現状では、負けても仕方ないという意味のコメントを残した。

 また、会見では選手との“温度差”も明るみになった。「私は就任したときのノルマとしてW杯で優勝してくれというリクエストは受けていない。日本と、世界の強豪との差を縮めてほしいと。W杯までにその近くまで持っていく自信はある」と言った。会見場の空気が凍った。真実、本音かもしれないが、公の場で口にすることではない。目標として、W杯優勝を公言し、引っ張っていこうと意気込む本田や長友が耳にしたら、どう思うだろうか。

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