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柿谷不発、悔しさと充実感 本田は評価「初めてにしては順応」

[ 2013年8月15日 06:00 ]

<日本・ウルグアイ>1トップで先発した柿谷

国際親善試合キリン・チャレンジカップ 日本2―4ウルグアイ

(8月14日 宮城スタジアム)
 1トップで先発した柿谷は、史上初めてとなる出場3試合連続ゴールを決めることはできなかった。

 欧州組と“初共演”となった一戦で、積極的にボールに絡み最前線で起点になる。しかし、前半14分には本田のスルーパスで抜け出すもコントロールミス。さらに同33分には岡崎のパスから決定機を迎えたが、右足で浮かしたシュートはGKにブロックされた。後半19分にはFW豊田と無念の途中交代。「結果を出さないといけない中で、無得点に終わったことは残念」と振り返った。

 ただ、悔しさとともに湧き上がってきたのが「楽しかった」という感情だ。かつての盟友の香川とは、09年4月26日の富山戦以来の共存。さらに本田や岡崎らとは初めてだったが、今後に向けて手応えをつかんだ。「練習すればもっとやれるし、やりたいと思った。また呼ばれるように頑張りたい」。ハーフタイムに「迷わんとやれよ」と気遣った本田も「曜一朗は初めてにしては順応してた」と試合後に高く評価した。W杯本大会のメンバーに生き残るため、日本の新星がここから再スタートを図る。

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2013年8月15日のニュース