大宮　ベルデニック監督を解任、ＧＭが当面が指揮

交代が発表された大宮のベルデニック監督

　Ｊ１の大宮が１１日、ズデンコ・ベルデニック監督（６４）の解任を発表した。当面は岡本武行ＧＭ（４５）が指揮を執り、後任を探す。

　大宮の鈴木茂社長は「昨シーズンから今シーズンにかけ、Ｊ１記録を達成するなど、大宮アルディージャに貢献していただき非常に感謝」としながらも、「チームと今シーズンの目標を達成するため、監督交代を決断しました」とコメントした。

　スロベニア出身のベルデニック監督はスロベニア代表監督を経て２０００年に市原、０２年からは名古屋、０３年には仙台の監督などを務め、１２年の６月からチームが１５位に低迷していた大宮の監督に就任しＪ１残留に貢献。大宮は昨年９月から５月６日まで２１試合不敗記録を達成するなど、序盤は首位にもなったが、だが、最近はけが人が続出したことなどが響き、５連敗を喫し、４位となっている。