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香川 定位置奪取へアピール!先発で無得点も攻撃けん引

[ 2013年8月11日 06:00 ]

親善試合のセビリア戦で攻め込むマンチェスターU・香川(手前)

親善試合 マンU―セビリア

(8月9日)
 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(24)が9日、ホームでセビリアとの親善試合に先発し、後半20分までプレー。得点こそ挙げられなかったが、惜しいシュートを放つなど好機に絡んだ。

 4―4―2の左MFでプレーした前半37分に最大のチャンスが訪れた。バレンシアからの速い右クロスに逆サイドで反応。ヘディングシュートは枠を捉えたが、GKに阻まれた。4―2―3―1のトップ下に入った後半は6分にトリッキーなヒールパスで攻撃の起点に。プレシーズン戦の出場は日本での横浜、C大阪戦に続いて3試合目。まだ本調子とは言えない中で「監督も代わったし、(定位置を)勝ち取って良いシーズンを送りたい」と話していたように、モイーズ新監督に持ち味をアピールした。

 11日開催の今季公式戦初戦で、昨季のリーグ覇者とFA杯勝者で争われるコミュニティーシールド(対ウィガン)は中1日ということで先発から外れる見通し。日本に一時帰国して日本代表で14日にウルグアイと戦い、中2日で17日にリーグ開幕のスウォンジー戦を迎える。「勝負の1年」と決意を示す香川は過密日程の中でも調子を上げていく。

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