伊紙　本田の今夏移籍に悲観的「可能性は閉ざされた」

　ＣＳＫＡモスクワＭＦ本田のＡＣミランへの移籍交渉について、１０日のイタリア紙では今夏の移籍成立に悲観的な観測が広がった。

　前日までにＣＳＫＡのギネル会長が「本田は売らない。５００万ユーロ（約６億５０００万円）でも１０００万ユーロ（約１３億円）でもだ。敬意を欠いた態度は許さない」とミラン側を批判したことを受けて、ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「会長の発言で表面的には可能性を閉ざされたようだ」、コリエレ・デロ・スポルト紙は「ギネルが考えを変えない限り本田は１月に加入」と伝えた。なお、１４日のウルグアイ戦に向けて既に帰国している本田はこの日、都内で４日連続の自主トレを行った。