石田がＶ弾！市船　千葉対決制し３年ぶり８度目の優勝

＜市船橋―流通経大柏＞後半、自身２点目のゴールを決め、室伏（左）から祝福される市船橋・石田

全国高校総体サッカー男子決勝 市船橋４－２流通経大柏

（8月7日）
　千葉県勢同士の決勝となったサッカー男子は市船橋が４―２で流通経大柏を下し、３年ぶり８度目の優勝を飾った。女子は日ノ本学園（兵庫）と村田女（東京）が準決勝を突破し、雷雨の影響による日程変更で決勝が行われなかったため両校優勝となった。日ノ本学園は初開催の前回に続く２連覇を果たした。

　市船橋は流通経大柏を後半に突き放し、最近７年間で４度目の頂点となり、最多優勝回数を更新した。２―２の後半は劣勢を強いられたが、嫌なムードをＦＷ石田が打破。後半１１分に相手のクリアミスから勝ち越し点を決め、同２９分にはＤＦを振り切り今大会通算５点目を挙げた。エースは「決勝点を狙っていた。持ってますね」と滴る汗を笑顔で拭った。同じ顔合わせだった０８年の決勝は雷雨中止で両校優勝。５年後に実現した対決は伝統校に軍配が上がった。