Ｃ大阪　怒りのクルピ監督「意識改革」徹底へ

　怒り冷めやらぬクルピ監督がメンタル改革を訴えた。Ｃ大阪は６日、大阪市此花区で練習を再開。普段の週明けの練習なら筋力トレーニング後にランニングをして終わるところだが、２連敗を受け、この日はウエート室での緊急ミーティングからスタート。グラウンドでは１時間以上も本格的な戦術練習が行われた。

　ブラジル人指揮官が最も不満に感じているのが選手の精神面だ。「もう勝者のチームに変わってもいいころだ。選手の気持ちがひとつになっていない。内面からわき上がるものが感じられない」と厳しく指摘するとクラブカラーにも言及。「セレッソというのは常に短期間で波がある。いまが悪い歴史を変える時だ」と厳しい表情で訴えた。

　次節のアウェー大宮戦（１０日）に敗れればタイトル獲得の可能性は限りなく低くなる。崖っぷちの若きセレッソに今こそ心の成長が求められる。