ネイマール、メッシと初共演　古巣相手にアシストも

＜バルセロナ・サントス＞後半から出場しドリブルで攻め上がるネイマール

親善試合 バルセロナ８―０サントス

（8月2日）
　バルセロナに新加入したブラジル代表ＦＷネイマール（２１）が本拠地デビューを飾った。６月まで所属した、サントスとの親善試合に４―０の後半開始から３トップ左で出場。３トップ中央で先発したアルゼンチン代表ＦＷメッシと初競演を果たし「メッシをはじめ、みんなと一緒にプレーできることは素晴らしい」と喜びを語った。

　メッシが交代したため共にプレーしたのは１８分間だけだったが、後半１３分には左サイドでボールを奪ってドリブルからメッシへクロスを供給。得点にはつながらなかったが、「メッシを助けるためにバルサに来た」と話していた通りエースとの連係を意識した。

　５―０の後半２３分には、加入２戦目で初アシストをマーク。左サイドを抜け出してボールを受けると、右足で中央にパスを送ってＭＦセスク・ファブレガスの２点目を演出した。

　マルティノ新監督が初めて指揮を執った試合に８―０の大勝。ネイマールは「（本拠）カンプ・ノウで初めての試合で古巣サントスと対戦できたのは特別だった。できれば次にゴールを決めたいね」と新天地初得点に次の照準を合わせた。