×

日本代表のW杯拠点 ブラジル南部フロリアノポリスが有力候補 

[ 2013年7月30日 02:00 ]

 サッカー日本代表が来年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会で拠点とするベースキャンプ地に、南部の保養地フロリアノポリスが有力候補になっていることが29日、現地担当者らの話で分かった。

 フロリアノポリスはブラジル本土とサンタカタリナ島にまたがる町で、空港やホテルなどの主要施設は島側に位置する。空港付近には国際サッカー連盟(FIFA)公認の競技場があり、6月のコンフェデレーションズカップ期間中にザッケローニ監督も視察した。競技場の国際担当は「監督は気に入ったと言っていた」と述べた。

 宿舎として有力なのは空港から約40キロの高級リゾートホテルで、12月には天然芝の練習場を含む総合スポーツ施設が敷地内に完成する予定になっている。このホテルの担当者は「監督たちが家族連れで来て、皆気に入ってくれた」と話した。ドイツとも交渉を進めているという。

 日本協会関係者によると、他の候補地を含めた絞り込みは最終段階に入っている。ザッケローニ監督は、全土に交通の便がいい中部サンパウロ州のモジダスクルゼスなども視察したもようだ。(共同)

続きを表示

2013年7月30日のニュース