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バルサ新監督が就任会見「無冠なら失敗」 セスクの放出は否定

[ 2013年7月27日 11:47 ]

握手を交わすバルセロナのマルティノ新監督(右)とロセイ会長

 スペイン・リーガエスパニョーラ、バルセロナの新指揮官に就任したヘラルド・マルティノ監督が26日、バルセロナで就任会見を行った。50歳のアルゼンチン人新監督は「このクラブの一員となれたことを誇りに思う」と語り、「バルセロナは勝たなければならない。無冠なら、それは失敗を意味する」と、タイトル獲得に向けて意気込んだ。

 会見に同席したスビサレッタSD(スポーツディレクター)は、病気を理由に退任したビラノバ前監督の後任には「バルサの理念を実現してくれる監督」を探したと語り、昨季ニューウェルズ・オールドボーイズ(アルゼンチン)をリーグ優勝に導き、“南米のバルサ”と呼ばれるチームを作り上げたマルティノ氏に就任を打診。同氏は「バルサの哲学を継続させ、新たなことを加えることによって、より完璧なチームにしていくよう努力したい」と快諾した。契約期間は2年。

 メッシと新加入ネイマールの起用法には「彼らが一緒にプレーできないとするなら、選手たちが悪いのではなく、監督の力不足」と同時起用していくことを示唆。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が獲得を狙っているセスク・ファブレガスに関しては「クラブが2度(オファーを)断っているし、3度目として私が断る」と放出はないことを強調した。

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