Ｃ大阪播戸、鳥栖へ期限付き移籍　２７日から半年

＜Ｃ大阪・マンＵ＞鳥栖への移籍が決まり香川（右端）らに胴上げされる播戸

国際親善試合 Ｃ大阪２―２マンチェスターＵ

（7月26日 長居）
　Ｃ大阪の元日本代表ＦＷ播戸竜二（３３）が鳥栖に期限付き移籍することが２６日、発表された。期間は２７日から来年１月３１日までの約６カ月間。今季は公式戦出場がナビスコ杯２試合のみと出番に恵まれず、無得点にとどまっていた。

　クラブが業務提携するタイのグラスＦＣも獲得に乗り出していたが、最終的にはＪ１へのこだわりもあり、鳥栖への移籍を決断。０２年に札幌から神戸に加入し、その後はＧ大阪、Ｃ大阪と関西のクラブを渡り歩いてきた男が、１２年ぶりに本州から離れることになった。

　この日の親善試合マンチェスターＵ戦には後半３３分から途中出場。試合後には３９歳で現役を続ける元ウェールズ代表ＭＦギグスとユニホームを交換し「自分もまだまだ試合に出たいしゴールが取りたい」とファンにあいさつした。なお、１０月２７日のＣ大阪戦（ベアスタ）の出場は可能な契約となっている。