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宮市今季はアーセナル ベンゲル監督、移籍考えず

[ 2013年7月27日 06:00 ]

<浦和・アーセナル>後半から出場しドリブル突破をはかる宮市(左は坪井)

親善試合 浦和1―2アーセナル

(7月26日 埼玉)
 埼玉スタジアムではアーセナルが2―1でJリーグの浦和に勝利した。試合後には宮市にサプライズがあった。アーセナルのベンゲル監督が会見で「彼はチームに残そうと考えています。戦うチャンスは与えられるべき」と発言。加入4年目の今季は期限付き移籍を考えず、チームで他選手とポジションを競わせる考えを示した。

 「今後多くの選手を獲得すれば再考する可能性はある」と条件はついたが、11年1月からレンタル移籍したフェイエノールトが再度獲得に乗り出すなど去就が注目されていた中で宮市にとっては朗報。「そういう言葉をいただいてうれしい」と声を弾ませた。

 この日の浦和戦は後半から出場。26分に巧みなドリブルからワンツーでゴール前に進入する場面もあったが「持ち味を出せず納得していない」と漏らした。ベンゲル監督はこの日の宮市を「シャープさが戻ってきた。上昇気流に乗っている」と称えたが、生き残るための戦いはここからが本番だ。

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