×

香川 トップ下争い超強気「自分のプレーをすれば結果残せる」

[ 2013年7月23日 06:00 ]

モイーズ監督(左)の横で笑顔のマンU香川(右)

 プレミアリーグの強豪マンチェスターUは23日、横浜市の日産スタジアムでJリーグの横浜と親善試合を行う。コンフェデ杯後は休養していたMF香川真司(24)は22日、チームに合流。主にトップ下もこなすスペイン代表MFセスク・ファブレガス(26)の獲得が噂されるなか、香川は母国で存在を示し、デビッド・モイーズ新監督(50)にレギュラー定着をアピールする。

 戦う準備はできている。一般公開されたチーム練習ではさっそく紅白戦が行われたが、香川はトップ下でプレーし、イングランド代表FWウェルベックに華麗なヒールパスを送るなど軽快な動きを披露。今季から就任したモイーズ新監督に存在感を示した。

 にわかに周辺は騒がしくなってきている。会見では、クラブが獲得に乗り出しているセスクに関する質問が矢継ぎ早に飛んだ。指揮官も「今後の進展次第では何か情報が出せるかもしれない」と交渉中であることを明言。移籍を希望しているイングランド代表FWルーニーもクラブは放出を否定しており、残留となれば香川の強力なライバルになる。だがプレミア初挑戦となった昨季にリーグ戦20試合で6得点を挙げた実績が香川を強気にさせている。「ポジションはどこで出るか分からないがナンバー10のポジションにしろ、自分のプレーをすれば結果を残せる自信はある」。

 横浜戦のチケットはすでに前売り段階で完売。日本代表最多動員の6万7354人(99年6月ペルー戦)を上回る見込みだが、香川にお祭り気分はない。「あしたの試合も含め、毎試合がアピールの場」と言葉に力をこめた。

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月23日のニュース