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12年度クラブ経営情報を開示、J1平均収入は前年比8%増

[ 2013年7月13日 06:00 ]

 Jリーグは12日、12年度のクラブ経営情報を開示した。J1の平均営業収入は31億5200万円で前年比8%増、J2は9億3600万円で8%減だった。クラブ別では浦和がトップで53億5300万円だったが、07年の79億6400万円からは大きく減少。

 12年度からクラブライセンス制度が導入され、14年度末に3期連続赤字か債務超過の場合はライセンスが交付されなくなるが、鹿島、横浜など12クラブが赤字。債務超過も札幌、横浜など9クラブあった。横浜は12年度は6億2900万円の赤字、16億7700万円の債務超過。神戸も2億9600万円の赤字で12億5200万円の債務超過が目を引く。今後はメーンスポンサーなどから増資するなど対策が必要になる。ただ、ライセンス制導入初年度で6クラブが黒字に転化し、2クラブが債務超過を解消した。大河管理統括本部長は「赤字脱却の努力が見えた」と総括した。

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2013年7月13日のニュース