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本田移籍に影響は?ミラン MFサポナーラがトップ下出場へ意欲

[ 2013年7月9日 19:49 ]

U―21欧州選手権でイタリア代表の準優勝に貢献したMFサポナーラ

 イタリア1部セリエAのACミランは8日、新シーズンに向けた記者会見を行い、セリエAサンプドリアから今夏加入したMFポーリ(23)と、イタリア2部セリエBエンポリからのレンタルバックとなるMFサポナーラ(21)の新加入2選手が出席した。

 6月のU―21欧州選手権でイタリアを準優勝に導く活躍を見せたサポナーラは「ガッリアーニCEOが僕をカカーに例えてくれたことを、とても光栄に思う。このチームでまだまだたくさんのことを学びたい」とコメント。ポジションについては「自分はトップ下が一番やりやすいけれど、ピッチのどこでもプレーできるし、それによってチームでの役割の幅が広がると思っている」と出場へ意欲をみせた。

 また、サポナーラはミラン加入報道が過熱する日本代表MF本田についても「素晴らしい選手だと思う。彼をよく知っているわけではないけれど、出場した試合はいくつか見た」と言及した。

 ミランのガッリアーニCEOはこの日の会見で本田について「1月に加入することを強く望んでいる」とコメントしており、今冬の移籍金なしでの入団が濃厚となった。もし本田のミラン移籍が実現すれば、サポナーラはトップ下のポジションを争うライバルとなる。

 サポナーラは昨シーズン、セリエBのエンポリでトップ下として活躍。40試合に出場し、13ゴール14アシストを記録している。U―21欧州選手権のイスラエル戦でも華麗なハーフボレーでゴールを決めるなど得点力も高く、ミランで活躍出来ればイタリアのフル代表にも招集される可能性がある逸材だ。1月までに同選手がミランでトップ下のポジションを確保した場合、本田の移籍にも影響が及ぶかもしれない。

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2013年7月9日のニュース