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麻也 個人トレーナーと契約へ!鉄人カズから自己管理学ぶ

[ 2013年7月8日 06:00 ]

コンフェデ杯でイタリア代表バロテッリ(左)と競り合う日本代表DF吉田。コンディションの悪さは明らかだった

 日本代表DF吉田麻也(24=サウサンプトン)が7日、都内で20歳以上を対象としたサッカースクールを開催した。5日には元日本代表FW三浦知良(46=J2横浜FC)が主催する恒例の欧州組食事会に参加。キングから体のケアの助言をもらい、来季は個人トレーナーと契約するプランを明かした。

 4時間にも及ぶカズとの食事会で得たモノは大きかった。吉田は「トレーナーのこととかを聞きました」と46歳にして今なお第一線で活躍する“鉄人”に積極的に体のケアの方法を質問。その高いプロ意識に感銘を受け「プレミアで1年間やってみて、長いシーズンでコンスタントに力を発揮するために、自分もその辺に投資する時期に来ているのかな」と話した。

 プレミアリーグ挑戦1年目の今季は、リーグ戦31試合連続フル出場を果たした。だが、シーズン終盤は腹部と股関節周囲の痛みで離脱。完治しないまま臨んだコンフェデ杯では、イタリア戦で致命的なミスを犯すなど9失点の3戦全敗。屈辱を味わい、コンディション維持の重要性を痛感した。

 今後、トレーナーを常時帯同するのか、それとも必要なタイミングで日本から呼び寄せるようにするかは未定だが、人選だけはすぐに着手する考えだ。カズからは、新婚旅行にも個人トレーナーを帯同したというエピソードを聞き「僕も(7月上旬に)新婚旅行に行っているときに思った。ボーッとしている時間が“もったいない”。この時間に治療できるなと思った。次回からは連れて行きたい」と共感。これからはキング並みの徹底した自己管理に努めるという。

 この日のサッカークリニックでは、軽くボールを蹴るなどリラックスした表情。まだ患部の痛みは残っているというが「体の疲れは取れた」と新シーズンへ向けて態勢は整いつつある。今月中旬には英国に戻り、新シーズンに備える予定で、昨季を超える結果を残し、今度こそ万全の状態でブラジルへ乗り込む。

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2013年7月8日のニュース