磐田・関塚新監督 初陣ドローも「次につながる」

[ 2013年7月6日 21:28 ]

<磐田―C大阪>後半、試合を見詰める磐田の関塚新監督

J1第14節 磐田2-2C大阪

(7月6日 ヤマハ)
 最後まで攻め続けた。だが、試合終了のホイッスル。“新生”磐田を率いる関塚新監督は、ドロー発進に悔しげな表情を浮かべつつも、今後への手応えを口にした。

 「集まってくれたサポーターの後押しもあって、選手は最後までよく走ってくれた。勝ち切れなくて申し訳ないが、勝ちにいこうという一体感は見せられたんじゃないかな」。

 その言葉通り、勝利への執念をみせた。0-0で迎えた後半13分、C大阪・南野に先制ゴールを決められたが、その2分後、エースが存在感を解き放つ。右サイドから小林が中央に入れたボールを山田が鮮やかなワンタッチで流すと、受けた前田が左足で冷静に叩き込んだ。さらにその1分後、ゴール前で藤田が粘り、ボールを受けた山田が左足でゴール。失点から、わずか3分で2発を叩き込み、試合をひっくり返した。

 リーグ戦再開初戦。磐田にとって、まさに再出発を期した大事な一戦だった。中断前の第13節まで勝ち点7の17位と低迷。再建に向け、ロンドン五輪で日本を44年ぶりの4強に導いた関塚監督を迎えた。関塚監督にとっては、09年シーズン終了後に川崎Fの監督を退任以来、4季ぶりのJ1クラブ監督復帰となった。

 後半26分、C大阪・エジノに同点ゴールを許し、4月27日の第8節・湘南戦(4-0)以来の今季2勝目はならなかった。それでも、関塚監督は「ゴール前のコンビネーションで点が取れた。前田が取ってくれたことは、次につながると思う」。笑顔さえ浮かべた新指揮官は、しっかりと前を向いていた。

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