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コンフェデ杯出番なし…酒井高「代表での危機感大きくなった」

[ 2013年7月5日 14:02 ]

コンフェデ杯から帰国し、地元で会見した酒井

 J1新潟から完全移籍したドイツ1部リーグのシュツットガルトでプレーする日本代表DF酒井高徳(22)が4日、東北電力スタジアムで会見を開いた。

 コンフェデ杯(ブラジル)から先月末に帰国し、新潟県内の実家などで静養中の酒井。昨季を振り返り、「自分のプレーもあまり納得いくシーズンではなかった」と話したが、ドイツ杯決勝では欧州チャンピオンズリーグ(CL)など3冠に輝いたバイエルン・ミュンヘン相手にアシストをマーク。「強かったけど楽しかった。こういう相手でもできるという自信にもなった」と話した。

 一方、W杯出場を決めた日本代表ではコンフェデ杯で出番なし。ブラジル、イタリアなど世界トップ選手のプレーを間近で見たのは収穫としながらも「出場がなかったことで代表での危機感が大きくなった。この1年が凄く大事だと心に刻んだ」という。

 13日にドイツへ戻り、8月9日のブンデスリーガ開幕に備える。コンフェデ杯の会場を見て「来年のW杯ではメンバーに残って、このピッチでプレーしたいと思った」と決意を新たにした酒井。「1試合でも多く出て、ゴールやアシストを決めて目に見える結果を残すことが代表へのアピールになると思っている」と来季の抱負を語った。

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2013年7月5日のニュース