×

“次代のスペイン代表司令塔”イスコがレアル入団会見

[ 2013年7月3日 23:50 ]

レアル・マドリード入団会見、新ユニフォームを手に笑顔のMFイスコ(右)とペレス会長

 スペイン1部マラガからレアル・マドリードに移籍したMFイスコ(21)が3日に本拠地サンチャゴ・ベルナベウで入団会見を行った。

 イスコはメディカルチェック終了後、契約書にサイン。ペレス会長を筆頭にクラブ役員からの歓迎を受け、背番号23とエンブレムの下に入団会見の日付が入ったユニフォームをプレゼントされた。

 同選手はさっそくグラウンドにユニフォーム姿で登場すると「まずは感謝したい。スタジアムで自分を歓迎くれた愛情は嬉しい。マドリードは一番大きなクラブだし、チームの力になりたい。自分に出来る事を全てチームに捧げるし、多くのことを学んでいきたい」とスタジアムに駆けつけた約8000人のファンに感謝の気持ちを述べた。

 会見ではRマドリードを選んだ理由について「オファーは他のチームもあったけど、マドリードは世界一大きなクラブ。決断を下すのに迷いはなかった」と答え、さらに「マドリードで先発を確保するのは難しいけれど、僕には複数のポジションに適応する力がある。ポジションを取れる自信がなければここには来ていない」と意気込みを語った。

 また、過去にベッカムやエジル(現在は背番号10)が着けた背番号23を選んだ理由については「ゲンをかつぐタイプじゃない。誰もがベッカムは偉大な選手であることは知っている。23を選んだのは兄弟の誕生日だから」と説明した。

 イスコは昨季マラガでリーグ戦37試合出場し、MFながら9ゴールを記録。欧州CLでも10試合に出場、3ゴール6アシストと活躍しチーム初の8強入りへと導いた。6月に開催されたU―21欧州選手権でもスペイン代表として3得点を決めるなどMVP級の活躍をみせ、チームの大会連覇に貢献。「次代のスペイン代表司令塔」として注目のプレーヤーだ。

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月3日のニュース