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なでしこ 課題多く…大儀見「このままでは勝ちきれない」

[ 2013年6月30日 02:57 ]

前半、大野(右から2人目)の同点ゴールを喜ぶ大儀見(右端)ら日本イレブン
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国際親善試合 日本2―4ドイツ

(6月29日 ドイツ・ミュンヘン)
 ほぼベストの状態で臨んだドイツに対し、1年ぶりに招集され、強行軍の日程で試合をしなければならなかったなでしこ。4万6000人を超える観衆が集まった“完全アウェー”の戦いで、今後の課題が多く見つかった。

 90分を通してボランチで出場したMF宮間は初の体験に「もっとレベルをあげていかないと。自分に失望した」と話したが、「セットプレー以外でも得点できるようになっている」とチームに手応えを感じていた。

 前半39分に1点目のゴールを決めたFW大野は「「残念な結果。これが実力」と唇をかんだ。得点シーンについては「あれは大儀見選手の得点」と何も語らなかったが、その大儀見は2点目の同点ゴールがあったものの「課題が多く見つかった試合。ドイツとのチーム力との差を感じた」と、終盤に底力を見せて2点を奪ったドイツに脱帽するしかなかった。

 今後については「サブメンバーも含めてレベルを上げていかないと、このままでは勝ちきれない」と強い口調で話した。

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