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長谷部 宮城の幼稚園訪問で“コンフェデ雪辱”を誓う

[ 2013年6月28日 06:00 ]

園児と七夕の笹飾りを完成させ、笑顔の長谷部

 日本代表主将の長谷部誠(29=ボルフスブルク)は27日、宮城県南三陸町のあさひ幼稚園を訪問した。東日本大震災による津波で旧園舎が流失。長谷部は再建に向け、日本ユニセフ協会を通じて著書「心を整える。」の印税など約1億1700万円を寄付した。子供の頃、保育士を夢見ていたとあって園児54人とふれあい交流を深めた。

 3連敗に終わったコンフェデ杯を見ていた園児からは「負けちゃったねー」と突っ込まれる場面もあり、「元気づけるつもりが逆に元気をもらった」と笑った。七夕の短冊には「サッカーを通してみんなを笑顔に!」との願いを書き込んだ。新たな誓いも芽生えた。この日はコンフェデ杯準決勝のブラジル―ウルグアイの映像が目に留まった。8月14日にはそのウルグアイと宮城で対戦する。「相当いいチームだった」と早くも気合が入った。復興とコンフェデ杯の雪辱を懸ける宮城での一戦。今度は園児に「勝ったねー」と言わせてみせる。

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2013年6月28日のニュース