岡崎加入を正式発表　マインツ指揮官「チームのスタイルで生きる」

　サッカーのドイツ１部リーグ、マインツは２５日、シュツットガルトから日本代表ＦＷ岡崎慎司（２７）を獲得したと正式に発表した。契約は２０１６年６月までの３年で、移籍金などの条件は明らかにしなかった。

　マインツのトゥヘル監督は「岡崎の能力は、わがチームのスタイルで生きる。チームワークに徹し、攻撃のさまざまな位置でプレーできる。移籍を決めてくれてうれしい」と談話を発表した。今季１３位のマインツは、攻撃の中心選手の移籍が決定的となり、代役として岡崎の獲得に乗り出していた。

　コンフェデ杯で２得点した岡崎は現在休暇中で、７月中旬のスイス合宿からチームに合流する。入団会見はその後になるという。マインツの新シーズン最初の公式戦は８月２～５日のドイツ杯１回戦となる。同１０、１１日のリーグ開幕戦では古巣となるシュツットガルトと対戦する。（共同）