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同僚と一触即発…原口 ナビスコ杯は“懲罰ベンチ外”

[ 2013年6月23日 06:00 ]

練習後にチームスタッフと座り込んで話し合う原口(左)

 浦和のFW原口元気(21)が23日のC大阪とのナビスコ杯準々決勝第1戦(長居)で“懲罰ベンチ外”を科せられた。

 21日の紅白戦で交代させられたことに不満を爆発させ、チームメートと一触即発の事態となって、そのまま練習が打ち切り。この日の練習前にイレブンの前で「何度かこういうことをしている。また信頼を取り戻したいです。すいませんでした」と謝罪したが、山道強化本部長は「本来あるべき姿ではない。選手にとって試合に出られないのは大きな罰。チームと監督の判断です」と説明した。

 原口は一昨年、ケンカでチームメートにケガを負わせ、昨年9月の柏戦では途中交代の怒りをペトロヴィッチ監督にぶつけた。イタリア代表のバロテッリのように感情を抑制できないことに対し、クラブは社会貢献活動を課すことで更生させたい考え。子供に夢を与える公人である自覚を促すため、地域の夏祭りなどの行事に参加させる可能性があるという。

 「何とかしないといけないと思っている。言葉よりもプレーで示していきたい」と原口。騒動の度に反省の弁を述べてきたが、もう同じ過ちは許されない。

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2013年6月23日のニュース