×

岡崎 会心ヘッド弾も…本田同様、不敗神話止まった

[ 2013年6月21日 06:00 ]

<日本・イタリア>後半24分、岡崎はヘディングでゴールを決める

コンフェデ杯1次リーグA組 日本3―4イタリア

(6月19日 レシフェ)
 会心の一撃だった。2-3の後半24分、右サイドからMF遠藤がFKを蹴ると、マークについていたMFデロッシより先にニアへ飛び込んだのが岡崎慎司だった。

 「(ゴール前に)先に入ろうと。きょうはリスクをかけて…と思っていた」。頭でうまく合わせたシュートはGKブッフォンの頭上を越え、一時は同点となるゴールが生まれた。

 代表では通算34得点目。自らがゴールを決めた試合は22試合連続で無敗を続けていたが、再び勝ち越され不敗神話も止まった。ただ、1トップで不発に終わったブラジル戦とは対照的に、この日は右MFで存在感を示した。前半20分には相手の連係ミスを見逃さずゴール前で果敢にボールを奪い、ブッフォンに倒されてPKを獲得。「(プレスにいけば)何か起きると思っていた」と狙っていたことを明かした。

 後半37分の左足シュートは右ポストにはじかれ、同43分には本田の右クロスに合わせた一撃もバーに阻まれた。「悔しい。負けたら意味がないし、もっと決めないといけなかった」。自身に手厳しく、敗戦に落胆の表情を見せた背番号9。それでも、持ち味の泥臭いプレーがイタリアを何度も混乱に陥れたことは大きな自信にもなった。

続きを表示

2013年6月21日のニュース