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追い込まれていたイタリア…DFバルザーリ 勝因は「運が良かった」

[ 2013年6月21日 06:00 ]

<イタリア・日本>前半、PKの判定に主審につめよる(左から)ピルロ、キエッリーニ、ブッフォン、バルザーリ

コンフェデ杯1次リーグA組 イタリア4―3日本

(6月19日 レシフェ)
 逆転勝ちで準決勝進出を決めたイタリアだが、選手は心の底から喜べなかった。「僕らは運が良かった。日本はシュート3本がバーに当たった」とバルザーリが勝因に「運」を挙げるほど、追い込まれていた。

 プランデッリ監督が「開始25分間、我々は何をしていいのか分からなかった」と言うように司令塔ピルロを封じられ、右サイドを日本に何度も崩された。苦戦の原因は疲労。日本より1日少ない中2日の試合で、湿度80%を超える蒸し暑さもあって足が動かなかった。

 早めの選手交代が流れを変え逆転を呼んだ。前半30分から出場したジョビンコが、こちらも途中出場のマルキジオからパスを受けて決勝弾。指揮官は「日本の方がはるかに良いプレーをしたが、我々は諦めずに勝ちにいった」と選手の精神的タフさを称えた。

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2013年6月21日のニュース