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なでしこ 大儀見先制弾も後半追いつかれドロー

[ 2013年6月20日 21:14 ]

<日本・ニュージーランド>前半21分、先制ゴールを決める大儀見

 なでしこジャパンは20日、佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムでの国際親善試合、キリン・チャレンジカップでニュージーランド代表と対戦。前半21分、大儀見のゴールで先制したが、終了間際に宮間が2枚目のイエローで退場し、10人で戦った後半、38分に同点ゴールを許しドローに終わった。

 なでしこジャパンは澤(INAC神戸)、宮間(岡山湯郷)が、銀メダルに輝いた昨年のロンドン五輪以来となる代表復帰。阪口、川澄らとともにスタメンに名を連ねた。

 前半9分、左サイドに展開しDF宇津木がクロスを入れるが、ペナルティエリア内で阻まれる。12分、FW大儀見がミドルを放つもゴール右に外れる。21分、右サイドのDF有吉が入れたクロスに走りこんだ大儀見がダイレクトで合わせ先制点を挙げた。26分、先制点と同じような展開からMF川澄からの右クロスにMF宮間が合わせたが、クロスバーの上へ逸れた。34分、ペナルティーエリア外からグラウンダーの強烈なシュートを浴びるも、GK福元が好セーブ。45分、宮間がスライディングでボールを奪いにいった際、2枚目のイエローカードを出されて退場する。

 1人少ない状態で戦う日本は後半、GK福元に代わり海堀が出場。後半6分、ペナルティーエリア左からのウィルキンソンのシュートがクロスバーを叩き、こぼれ球を拾ったグレゴリウスのシュートは海堀が好セーブでしのいだ。13分、澤、安藤に代わり、田中、大野が出場。28分、細かくつないでDF有吉から戻したボールにダイレクトで川澄が合わせるがゴール上に大きく外れる。32分、川澄に代わり丸山が出場。38分、右サイドからのグラウンダーのクロスにダイレクトであわせたロンゴにゴールを決められ、同点に追いつかれた。

 ニュージーランドとは、優勝した2011年の女子ワールドカップ(W杯)1次リーグ初戦で2―1で勝つなど、過去5度の対戦で4勝1分け。なでしこジャパンはこの後、メンバーを25人から18人に絞って欧州遠征に出発、26日にイングランド代表、29日にドイツ代表と親善試合を行う。

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