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同点ヘッド実らず 岡崎「いいサッカーしても負けたら意味ない」

[ 2013年6月20日 09:49 ]

<イタリア・日本>前半、ブッフォン(右)からファウルを受ける岡崎。この後、本田がPKを決める

コンフェデ杯1次リーグA組 日本3―4イタリア

(6月19日 レシフェ)
 右MFで先発したFW岡崎は前半21分、相手バックパスを追ってペナルティーエリア内に飛び込み、GKブッフォンのファウルを誘って先制PKを演出。1点ビハインドの後半24分には遠藤の右FKをヘッドで合わせ、試合を振り出しに戻すゴール。2得点に絡んだほか、持ち前の運動量で90分間ボールを追い続け、イタリアをあと一歩まで追いつめた。

 それでも試合後は硬い表情で「悔しいです」とポツリ。「前から行こうと皆で決めていて、その姿勢は90分間貫けた。いいサッカーしても負けたら意味がない。負けは負け。勝つために強くならないと」と話し、強豪相手に健闘したことより勝ちきれなかったことを悔やんだ。

 一時は2―0とリードを奪った試合を振り返り、「気が緩んだ訳じゃないけど、3点目を取るべきだった」。3―3の後半37分にはゴール前のこぼれ球を左足でシュートしたが、右ポストにはね返される場面も。岡崎は「自分も2回ほどチャンスがあったし、ほかの選手にもチャンスがあった。4―3にしておけば、相手の勢いを止められたんじゃないか」と最後まで悔しそうだった。

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