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ザック監督、母国に敗戦「悔しさは残る。もう少し頑張れたはず」

[ 2013年6月20日 09:13 ]

<日本・イタリア>後半、指示を出すザッケローニ監督

コンフェデ杯1次リーグA組 日本3―4イタリア

(6月19日 レシフェ)
 2010年8月に日本代表の監督に就任したザッケローニ監督にとっては母国イタリアとの初対戦。前半は2―1とリードして折り返したが、後半開始から7分間で2点を失い、再度追い付きながらも、あと一歩及ばず3―4で敗れた。

 ブラジル戦に続く敗戦で22日(日本時間23日)のメキシコ戦を待たずに1次リーグ敗退が決定。試合前には「予選突破するために来た。負けられない」と話していたザッケローニ監督。「悔しさは残る。もう少し頑張れたはず」と話したものの、それほど落胆の色は濃くなかった。

 「選手は勇気と決意を持ってプレーした。相手は欧州選手権の準優勝チーム。選手たちは立派に戦った」と、強豪イタリア相手に健闘した選手たちを称えた。

 指揮官が結果以上に重視していたのは「自分たちらしいプレーができるかどうか」。ブラジル戦は「何もできず」完敗だったが、この日は持ち味を十分に発揮して、イタリアを慌てさせた。指揮官が話した「ほんのちょっとの差」が世界のトップレベルの戦いでは、結果として大きく変わることも体感できた。W杯まであと残り1年、その差は必ず埋めて見せる。

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2013年6月20日のニュース