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遠藤 ザック監督と25分の激論「もっと柔軟性が必要」

[ 2013年6月18日 06:00 ]

練習後に遠藤(右)と話すザッケローニ監督

 ブラジル戦の惨敗から一夜明けた16日の練習後、異例の光景が繰り広げられた。チーム最年長、33歳の遠藤は練習後に歩み寄ってきたザッケローニ監督との青空会談に入った。通訳を交えて約25分間の激論。時にはペットボトルを選手に見立てて動かしながら、中3日で迫るイタリア戦に向けて考えをぶつけた。

 遠藤は「外から見るのとピッチで感じるのとでは違う。伝えたいこともあるし、お互いの意見交換」と明かした。細かなポジショニングや距離感の修正など、話し合いは多岐にわたった。指揮官の描くサッカーが必ずしも試合で機能するとは限らない。「監督が思っているサッカーも大事だが、それができない時のアイデアも大事にしていくことができればいい」。戦術に縛られない柔軟性こそ、世界で戦うために重要だと訴えた。

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