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小笠原 「東北魂」で“ガチンコ”プレー披露

[ 2013年6月17日 06:00 ]

試合後、場内を一周する(前列右から)川口、柳沢、中村、小笠原、岩政、柴崎、森本

東日本大震災復興支援 2013Jリーグスペシャルマッチ Jリーグ TEAM AS ONE2―1Jリーグ選抜

(6月16日 国立)
 Jリーグの東日本大震災復興支援スペシャルマッチが16日、国立競技場で行われた。「TEAM AS ONE」と「Jリーグ選抜」が対戦し、岩手県出身の鹿島MF小笠原満男(34)や、サポーター投票で最多得票の横浜MF中村俊輔(34)らが、“ガチンコ”プレーを披露。招待された被災者を含む4万1246人を沸かせた。

 「東北人魂を持つJ選手の会」で支援活動を行う小笠原はTEAM AS ONEのボランチとして前半の45分間出場。「今も仮設住宅に住んでいる人や、風評被害に苦しんでいる人もいる。見た人に僕らの思いが伝わればいい」と、相手の浦和FW原口と球際で激しく競り合うなど真剣勝負を披露した。正確なCKでチャンスを演出したJリーグ選抜の中村は「(活動を)続けていくことが大事」と継続支援を訴えた。

 前日の公式練習に続き、試合前には小笠原や岩手県出身でなでしこジャパンの岩清水が募金活動を行った。大会収益の一部とともに復興支援活動に充てられる。

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2013年6月17日のニュース