×

見せられなかった日本らしさ 香川「僕たちが挑戦しなかった。腹立たしい」

[ 2013年6月16日 09:16 ]

<日本・ブラジル>前半、ネイマール(左)と競り合う香川

コンフェデ杯1次リーグA組 日本0―3ブラジル

(6月15日 ブラジリア)
 昨年10月の親善試合に続き、ブラジルから1点も奪えなかった。ボール支配率も37%で、王国を脅かす場面もなし。ザッケローニ監督が「早い失点でおじけづいたのか、過密日程の疲れが出たのか、日本らしさが影を潜めてしまった」と振り返るように、攻撃のリズムをつくれないまま完敗。指揮官はFW岡崎のワントップを選択したが、不発のまま終わった。

 シュートゼロに終わったFW香川(マンチェスター・ユナイテッド)は「相手が強かったのもあるが、僕たちが挑戦しなかった。勝ちにいくと言いながら、その姿勢を示せなかった」と敗因を分析。世界最高峰のプレミアリーグを制したチームの一員としての真価を発揮できず、「個人的にも攻撃の起点になる役割をできず、腹立たしい」と無念の思いを口にした。

続きを表示

この記事のフォト

2013年6月16日のニュース