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御利益ビンタ!?猪木、ザックジャパンに闘魂注入

[ 2013年6月7日 06:00 ]

街頭演説で叫ぶ猪木氏

 W杯出場を決めたザックジャパンがアントニオ猪木氏(70)から「闘魂」を注入される!関係者によれば、ブラジル親善大使である猪木氏はブラジル政府からコンフェデ杯視察の招待を受けており、前向きに検討しているという。これまでも日本代表関連のイベントに参加するなどサッカーとのつながりも深く、闘魂ビンタでザックジャパンを奮い立たせる。

 本田が、香川が、強烈なビンタを食らうかもしれない。コンフェデ杯に挑む日本代表に最強援軍の登場だ。「燃える闘魂」アントニオ猪木氏がブラジル政府から招待を受け、コンフェデ杯視察を前向きに検討していることが判明。1次リーグからブラジル、イタリア、メキシコと強敵ぞろいの組み合わせが待つザックジャパン。実現すればこれ以上ない“喝”となる。

 実は猪木氏とサッカーは縁が深い。昨年6月にはC大阪の練習を訪問。当時、ロンドン五輪代表だった清武は「バカになれ、恥をかけ!」の金言とともにビンタを浴びせられ闘魂を注入された。08年には東京・渋谷のど真ん中で日本代表応援演説も繰り広げた。その結果、ロンドン五輪では44年ぶりの4強進出の快挙。10年W杯南ア大会では16強入りした。御利益は相当なものだ。

 ザックジャパンは4日のオーストラリア戦で14年W杯出場を決めたものの、ここ3戦は1分け2敗と停滞気味。エース本田は気持ちの問題であることを強調。その上でコンフェデ杯について「勝ちにいく、超強気でいきます」と熱く語る。燃える闘魂の象徴で、圧倒的なカリスマ性を持つ猪木氏の激励は、ザックジャパンを奮い立たせるには打ってつけだ。

 関係者によれば、アントニオ猪木氏の視察は開幕戦のブラジル―日本戦が有力という。昨年10月の対戦では0―4と完敗し、世界との差を痛感させられた相手だ。それでも本田は「皆さんは期待してないかもしれないけど、僕は本気で優勝を狙う」という。強敵がそろった1次リーグだが、狙うのは「1、2、3、ダァー」の3連勝。闘魂注入のザックジャパンが世界を驚かせてみせる。

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