川島 左手一本好セーブ!クロス直接ゴールも最少失点

[ 2013年6月5日 06:00 ]

<日本・オーストラリア>前半32分、クルーズのシュートを体で止める川島

W杯アジア最終予選B組 日本1―1オーストラリア

(6月4日 埼玉)
 GK川島はとっさに、そして力強く左手を突き出した。確かな感触が伝わると同時に、6万2000観衆の歓声が耳に響き渡った。0―0の前半34分、スルーパスに反応して抜け出したMFクルーズが迫ってきた。「相手が抜けてくるのは見えていた。(日本の選手が)前にいっていたのでカウンターが来そうだと思っていた」。絶妙のタイミングで飛び出してシュートブロック。日本を救うファインセーブに「いい形で止められた」とドヤ顔で振り返った。

  4年前は3番目のGK。10年の南アフリカ大会出場を決めたウズベキスタン戦は、スタンドから見つめた。レギュラーとして初めて迎えた予選突破の瞬間。「(今回は)自分自身ピッチに立っている。最後まで諦めず決めることができた。一人一人が貢献して決められうれしい」。本田のPKが決まった時にはピッチにひざまずき両手でガッツポーズ。興奮を抑えきれなかった。

 「昨季までとはプレッシャーが違った。良い経験になっているしきょうも落ち着いて試合に臨めた」。5月30日のブルガリア戦では相手の直接FKをパンチングミスしたが、気負うことなく大一番で結果を出した。

 もちろん修正点もある。後半36分に右サイドからの相手クロスが直接ゴールに入り先制を許した。「手が届くかなと思ったけど。残念でした」。ザック指揮下では埼玉スタジアム6試合目にして初失点。ポジショニング一つで防げた可能性もあるだけに悔しさが募った。「ここからどこまではい上がっていけるか。予選突破したのでレベルアップすることに集中していきたい」。1年後、ブラジルでもチームを救うために。きょうからまた新たな戦いの一歩を踏み出す。

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