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ザック監督 見せ場なしに「リズムが悪かった」

[ 2013年5月30日 21:29 ]

<日本・ブルガリア>後半、ザッケローニ監督

キリン・チャレンジカップ2013 日本0―2ブルガリア

(5月30日 豊田ス)
 見せ場なく敗れた日本代表のザッケローニ監督は「勇気とバランスをテーマに戦ったが、リズムが悪かった」と試合を総括。5日のオーストラリア戦について、消化不良となった親善試合に表情は厳しかった。

 決定的な場面がないまま終わった前半に対し、後半は長友、酒井宏、清武、ハーフナーの4選手を投入し、システムも3―4―3から4―2―3―1に変更。局面打開に手を打った。

 しかし、再三ブルガリアゴールを脅かすものの得点なしのまま終了。豊田スタジアムに集まったサポーターに「W杯予選のためのテストの場だったとはいえ、たくさんのサポーターが来てくれたのに期待に応えられず、楽しい試合ができず申し訳ない」と指揮官は唇をかんだが、これといった収穫がないまま敗れたことにその表情は試合中も終始曇りがちだった。

 W杯ほぼ確実の現状だが、油断禁物の4文字をあらためてチームに認識させる試合となった。

 ▼ペネフ・ブルガリア代表監督の話 日本のミスを利用して攻撃を組み立てる狙いが、うまくいった。日本も素晴らしい試合をしたが、こっちがチャンスをものにできた。

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