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工藤「得意ではない」ヘッドで鮮やか先制弾、次戦ホームも勝つ!

[ 2013年5月15日 21:12 ]

柏―全北 前半、ヘディングで先制ゴールを決める柏・工藤(右)
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ACL決勝トーナメント1回戦第1戦 柏2―0全北

(5月15日 全州W杯)
 リーグ戦とACLの過密日程を日本勢でただ1チーム勝ち抜いた柏はアウェーでもタフに戦った。シュート数は全北の25本に対しわずか5本。その少ないチャンスを見事に生かし切った。

 前半3分、左に切り込んだMFジョルジ・ワグネルのクロスにFW工藤が反応、ヘッド弾をゴール右上に決めた。「あまり得意ではない」というヘディングだが、相手GKの指先をかすめるように、ボールはゴールに吸い込まれた。「いい形でクロスを上げてもらった。これ(先制点)でチームがリラックスしてゲームに入れた。勝てたのがすべて」とその後の全北の猛攻にも耐え、後半29分には増嶋が貴重な追加点を挙げ、貴重な勝利をつかんだ。

 次戦は1週間後、22日にホームで全北を迎え撃つ。「ホームのアドバンテージを生かして勝ちに行きたい」とキッパリ。昨年かなわなかったACLベスト8、そしてアジア王者へ、攻撃の姿勢を緩めるつもりはない。

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