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柏 ACL全北戦、CBカルテットで柏版“アジアの壁”だ!

[ 2013年5月15日 06:00 ]

前日練習で笑顔を見せる柏のDF鈴木(左から2人目)ら

ACL決勝トーナメント1回戦第1戦 柏―全北

(5月15日 全州)
 敵地で全北(韓国)とのACL決勝トーナメント1回戦第1戦に臨む柏が“CBカルテット”で先勝を狙う。藤田の左ふくらはぎ肉離れと金昌洙(キムチャンス)の出場停止で手薄となった右サイドバック(SB)は鈴木の先発が決定的。左SBの増嶋を含め本職がセンターバック(CB)の4人が最終ラインに並ぶ異例の布陣となった。

 試合前日の14日に全州W杯スタジアムで行われた公式練習。選手20人のうちDFはわずか4人で全員がCBだったが、ネルシーニョ監督は「柏は質の高い選手の集団。心配していない」と語った。増嶋はこれまでも橋本が離脱した左SBを埋めてきたが、鈴木は7日の練習試合・仙台大戦で6年ぶりに右SBでプレー。公式戦では未経験ながら「心の準備はしてきた」と決意を見せた。

 くしくも15日はJリーグ20周年の日。当時、横浜Mで開幕戦に出場した井原ヘッドコーチは「日本から1チームだけ(ACLで)残り、試合が記念すべき日と重なった。日本の誇りを持って戦ってほしい」と訴えた。CBで95年アジア最優秀選手に選ばれ「アジアの壁」と呼ばれた井原コーチ仕込みのカルテットが柏8強進出に希望をともす。

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2013年5月15日のニュース