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浦和VS鹿島戦オフサイド弾、審判の処分見送り…

[ 2013年5月15日 06:00 ]

 11日の浦和―鹿島戦でオフサイドポジションにいた浦和FW興梠の得点が認められた判定について、日本サッカー協会が誤審と認めた。試合は3―1の浦和の勝利で成立しているため、判定は覆らず、佐藤隆治主審と竹田明弘副審にはペナルティーを科さない。

 審判委員会の上川徹委員長が都内で会見を開き「誤った判定。誤審という言い方はできる」と謝罪した。審判委員会によれば主審は興梠がオンサイドにいたと思い、副審はオフサイドポジションだったがボールには触っていないと勘違い。2人のコミュニケーション不足が誤審を生んだと分析した。得点直後に佐藤主審が「興梠選手はボールに触っていない」と選手に説明したとされる件について上川委員長は主審本人は否定したとしたが、鹿島側の主張とは食い違ったまま。なお、審判委ではスタジアムで誤審の映像が何度も流されたことを問題視する、誤審分析とは見当違いな指摘もあった。

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2013年5月15日のニュース